Biography
2013年に始動したビジュアル系ロックバンド”アルルカン”のギタリスト。作曲も行い、自身が作詞した曲も遺している。始動から間もなく渋谷公会堂でのワンマンや47都道府県ワンマンツアー、5周年ではZeppTokyoでのワンマン等を行ってきている。


- KarDiaNのエフェクターを導入したきっかけを教えていただけますか?

以前から良い評判を耳にしていたKarDiaNのペダルたち。出会った際、レコーディングの時期でもあったのでC3H5N3O9/ニトログリセリン、CHCI3/クロロホルム、C10H12N2O/セロトニン、C6H8O6/ビタミンC、C9H13NO3/アドレナリンの5機種を試験的に導入させていただきました。良いエフェクターはたくさんあると思いますが、自分の機材との相性において理想の音像に近付いた感触があり、C10H12N2O/セロトニン、CHCI3/クロロホルム、C6H8O6/ビタミンCの3機種を導入させていただきました。レコーディング時には様々なギター、アンプとの組み合わせの中でその万能性も感じました。基本はアンプで音作りをし、足りないニュアンス感をペダルで演出するような考えで音を決めています。その際、どのペダルたちもTREBLEとBASSの2つのつまみの効き方が絶妙に良く、簡単に良い音が作れました。ライブ時の環境で音作りを変えてベストに持っていくとき、それらの操作性はすごく助かる部分でもあるので導入させて頂きました。

- 3つのエフェクターのよさを具体的に教えてください

まず、僕が真っ先に気に入ったのはCHCI3/クロロホルム。シングルコイルで弾いたときの気持ち良さが格別でした。薄っすら歪ませたクランチサウンド、フルドライブともに痛くなく、派手な倍音感が原音にスッと馴染んでくる印象で最高に気持ちいいペダルです。そして、C10H12N2O/セロトニン。よく有りがちな音になるので毛嫌いしていたTS系ペダルですが、EQノブが2つということもあり、あの欲しかったミッドレンジを持ちつつ好みの音にチューニングできる。新しい感覚を覚えつつも理想の形をもつペダルでした。アンプのプッシュに用いることが多いですが、クリーンに単体で歪ませてもとても気持ちの良い安定感のあるサウンド。最後にC6H8O6/ビタミンC。ファズはとても好きでいろんなペダルを弾いてきましたがこれが断トツでノイズが少ない。そしてつまみ次第で幅広いキャラクターも作れて、今までの悩みってなんだったんだろうと疑問に思うくらいストレスフリーなファズ。音の伸びも最高に気持ちいいです。KarDiaNのペダルたちはどれもこだわりぬかれたサウンドチューニング、その先のEQノブの操作性。これが抜群にいいです。 - 最後に、來堵氏のオススメの使い方を教えてください

僕の主な使用の仕方としては、CHCI3/クロロホルムは「Marshall JVM410」のクランチチャンネルに色付けとして使ってます。レコーディングではコンボアンプに合わせて使った際も好感触でした。C10H12N2O/セロトニンも同じく「Marshall JVM410」のドライブチャンネルのブースターとして使ってます。リードサウンドもこれをブースターとして使っています。C6H8O6/ビタミンCはクリーンチャンネルにかけてます。主にシングルトーンのドライブチャンネルの感覚で使用してます。ただ、オススメの使い方と言われますと1番気持ち良くてオススメなのは、爆音クランチチャンネルにこれらのエフェクターをそれぞれ突っ込んで弾くのが1番気持ちいいんではないかと思います。


インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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