Biography
中園勇樹(Vo)、HIROKI(Vn)、TSUCHIYA(Gt)、TAKUYA(Ba)、KENSUKE(Dr)、RYOTA.(Key,Sax)による京都出身の6人組バンド。京都市内でストリートライブを行っていた中園勇樹にHIROKIが声をかけ2016年に結成。その後TSUCHIYAが加入し3人で活動を行う中、TAKUYA・KENSUKE・RYOTA.に出会い現在の6人編成に。ボーカル中園の豊かな歌声にバイオリンが入ったバンドサウンドが話題となり2017年にシングル「太陽もひとりぼっち」でデビュー。Qyotoにしか出せない音楽を届けるべく精力的に活動を行っている。


- CHCl3/クロロホルムを導入したきっかけを教えていただけますか?

まず、あたかも長年使い続けてきたかのようなビンテージ感のあるエイジド加工に目を奪われました。また、見た目だけではない音のインパクトや、ギタリストが求めているピッキングニュアンスが容易に叶えれそうなサウンドだなと思いました。バラードで聴かせたいオブリガートなどボーカルと同様の存在感を出したい時にKarDiaNのエフェクターなら応えてくれるでしょうし、軽く歪むバッキングには音が出過ぎず埋もれ過ぎない丁度良いドライブ感を出してくれます。ビンテージ系のオーバードライブは、どこか癖があって曲によっては扱いづらい部分もあったりしますが、CHCl3/クロロホルムはギター本来の音を壊さずにオールド感を醸し出してくれるので、どんな楽曲にも迷いなく組み込めると思います。また、非常にノイズレスだという点もこれらのエフェクターの売りだと思います。やはり内部も拘られているだけあるなと感じました。
- CHCl3/クロロホルムのよさを具体的に教えてください 

CHCl3/クロロホルムに関しては、ピッキングニュアンスを常に意識しながら音作りをしています。少し強めにドライブさせてオブリガートやソロに活かしていますが、秀逸なのはプレーン弦をピッキングした際に非常に抜けと張りのある真空管のような、アンプライクなサウンドを出してくれる点。また、巻き弦を使ったリフ系のプレイにもこのエフェクターを使用しています。ライブ時は単音とバッキングの設定を一定にしていますが、多少歪み量が多くても輪郭が壊れないため、原音がしっかりと残っている感じがして気持ちが良いです。6弦から1弦に掛けて駆け上がるフレーズもスムーズに出てくれるので、ずっとこの音で弾いていたいという感覚になります。

インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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